住職のつぼやき[管理用]

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夜の《法話会》は、帰りが寂しい・・

  特養老人ホーム『白寿苑』での《紙芝居法話会》は、毎月、夜の7時から始めている。
 それは、「・・皆さん、お風呂に入って、ご飯を食べた後、コレといってする事がなく(退屈で、)夜中、(不安な気持ちも起こり)よく眠れないらしいのです。・・ですから、出来る事なら、夜に《法話会》をして頂きたいのですが・・。願わくば、その日がゆっくり、安心して休めるような話をして頂けたら、有難いのですが・・。」と、施設長からのお話があった為である。
 それで、毎月、夜の『法話会』を続けて、14年が経ったわけだ。
 夏は良い。・・夜の7時半ぐらいに終って、帰る仕度をしていても、まだ外は薄明るいから。
 しかし、冬の七時半の外は、暗い。
 帰りが寂しいのだ。・・1時間半を掛けて、田舎へ帰る道がよけいに寂しい。(だんだん、ネオンが少なくなってゆくからだ。・・又、たまに道の凍結もあって、恐いと思う事もある)
 〔夜〕の法話会の時間を、〔お昼〕に変えてもらおうかと、最近よく思うのだが、夜には夜の良いトコがある。(ゆっくり会の時間が流れて、回りが騒がしくない。・・これは良いとこだ。又、会が終ってからの個人的なお話がある方にも、ゆっくり応対できる。)
 ・・施設のお年寄りの方に、会が終った後、「住職さん、これで今日一日、ゆっくり眠ることができます。ありがとう」と、言われたら、やっぱりこれは〔夜〕にやるべきだ!と思ってしまう。
 安全運転に気をつけ、(寂しさに負けず・・〔笑い〕)もうしばらくこのまま続けるか・・。ボヤキでした。

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