(特養白寿苑での写真 右カワグチさん)
今日のお昼、カワグチさん(80歳)が亡くなったと連絡が入った。
非常にショックで、今、全身の力が抜けている。
それは突然の死だったそうだ。・・机に顔を埋め、ペンを持ったまま亡くなっておられたらしい。そして、そこには書きかけの仏教学習ノートが開いたままだったそうだ。ある意味、仏教のことを考えながら、突然、死が訪れたと考えたら、本人にとっては本望な死であったもしれない・・?
さて、カワグチさんとは、同じ浄土真宗の僧侶仲間である。
年齢は私の父親ぐらいなのだが、私の方が得度が早かったもので、私を先輩のようにお付き合い下さった。それで、いつも恐縮していた。
私の出前活動にも賛同してくださり、何年もの間、特養老人ホーム白寿苑での『法話会』に来て下さっていた。(童謡を一緒に歌うコーナーを作って下さり、十八番は『夕焼け小焼け』だった。)
お体の調子が悪くなられてからは、しばらく出前への応援は休止の状態であったが、今年の夏の苑内『盂蘭盆法要』にはご参加下さり、一緒にお勤めをした。・・その時はお元気だったのに。
人が亡くなるのは寂しい。仲間が亡くなるのは寂しい。寂しくてやりきれなくなる。
明日、お葬式に参列させていただく。合掌