ダンテ「地獄なんて、な~いさ、地獄なんて、う~そさ。悪を無くすた~めに、誰か作った~のさ。・・だけどちょっと、だけどちょっと、ぼ~くだって怖いさ・・・、」
ウェルギリウス「ダンテ、大丈夫か?・・・だいぶ疲れてきたようだな、このブログの作者と同じように・・。お前、地獄の中にいて、その替え歌は、ちょっと不自然だぞ! しっかりしろ、ダンテ!」
ダンテ「はっはい、あまりのカルチャーショックで、少しおかしくなっていたようです。・・頑張ります!」
ウェルギリウス「よし、その意気だ! 我等は、ここで今一度、泥の河を渡らねばならない。
ここは《ステェグスの沼》といって、〔怒り〕・〔不満〕に我を忘れ、他人を傷つけた者たちで、溢れた沼なのだ。 ここは、いつもケンカが絶えない、気分の悪い沼なのだ!」
「さぁっ、沼の〔渡し守〕が来たようだ。 あの船に乗って、沼を越え、〔地獄の二つ目の門〕に入るとしよう!
門の向こうには、もっと恐ろしい地獄が待っているぞ!さぁ、行こう!・・・だけどちょっと、だけどちょっと、ぼーくだって怖いさ!」
ダンテ「あんたも、かい!!」 つづく