住職のつぼやき[管理用]

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『地域ディ』ボランティア活動・オルゴールの会

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本日、枚方は《香里ヶ丘けやき東集会場》において、ボランティアグループ『オルゴールの会』主催の月例講演会が開かれ、そこに呼んでいただきお話をさせてもらった。
 この会は65才以上の、ここの地域住民の方ならどなたでも参加できる・・そうだ。そして本日の参加者は25名ほどで、その大半が女性であった。(写真参照)
 ・・実はこの会の代表の(H田さん)から、すでに1年ほど前に「出前講演」の依頼を受けていたのだが、その時僕は『休養宣言』を出していたのでお断りしてしまっていたのだ。・・が、再びのご縁を頂き本日の実施となったのである。
 例によって、会は自己紹介から始め『紙芝居』の実演、そして質疑応答、最後に又〆の『紙芝居』で、約2時間お話させていただいた。
 会が終わり、後片付けをしている時、大変心に残るお話を一人のご婦人に聴かせていただいたので、今回はそのお話でこのコラムを終わりたいと思う。
・・その女性は昔、子供さんを2才で亡くされたそうだ。僕が「お辛い経験をされたのですね・・」と言うと、「はい、でも子供が亡くなった時、私も大病で入院をしていまして・・、結局私は助かり、子供は亡くなったのです。きっと子供は私の身代わりになってくれたのだと思っています。・・私はまさかこの年まで生きれると思っていませんでしたので、今感謝で毎日を過ごさせていただいています」と涙をこぼしながらお話してくださった。
 短い時間であったが、とても深い貴重な時間を過ごさせていただいた。『オルゴールの会』の皆さん、ありがとうございました。合掌

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