住職のつぼやき

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紙芝居:『王舎城の悲劇』 ~その2

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ビンビサーラ王は、〔仙人〕の死ぬ前の呪いの言葉に、夜な夜なうなされ、一度は、生まれたばかりの我が子〔アジャセ〕をお城から投げ捨て、殺そうとしました。・・が、偶然にも木に引っかかり、小指の怪我だけで済み、それを見て、自らの行いを恥じた王は、今度は目に入れても痛くないように可愛がり始めたのでした。
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 やがて月日は経ち、〔アジャセ王子〕は、立派な若者へと成長し、・・王も后も、昔の事などすっかり忘れてしまっていました。
 そんなある日、〔王舎城〕に一人の修行僧がやって来ました。
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 彼の名は〔ダイバダッタ〕といい、おシャカ様のいとこに当たるのですが、心根は悪いお坊さんでした。(・・ここの所は、真実かどうかは解らない。本当は真面目過ぎるお坊さんだったという説もある。:「レインボーマン」さんのからの情報)
 〔ダイバダッタ〕は、〔アジャセ王子〕にうまく取り入り、だんだんと信頼の篤い、相談役になって行きました。
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ある日、〔ダイバダッタ〕は、〔アジャセ王子〕に言いました。
「王子、あなた様は、昔、王様に殺され掛けたのですぞ。その小指の傷が何よりの証拠です。私はその秘密を知っているのです。・・実は、あなたは〔仙人〕の生まれ変わりなのですよ。今、王様を排除しておかないと、又、命を狙われますよ!」とたくみに王子を説得していきました。そして、ついに・・、
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 王子はクーデターを決行したのでした。
 「王よ、私が今からこの国の王様になる!あなたには引退していただく」と・・。
 驚いた王様は、抵抗しましたが、家来達に捕らわれ、七重の塔の牢獄に押し込められてしまいました。
 どうなる、ビンビサーラ王?!。 そしてイダイケ后は?・・。つづく

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