住職のつぼやき[管理用]

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紙芝居『悲しき英雄ヤマトタケル』(その1)

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『英雄』って、どんな人でしょう!?
華々しく活躍し、カッコいい人!
今で言えば、二刀流の大谷翔平選手!?
ところで、日本初の英雄といえば、この人、ヤマトタケルの命。‥この人しか居ません。
それはまだ、日本が一つにまとまっていなかった西暦72年頃‥。
ヤマトタケルはその実力(武力)で、九州から東北まで行って日本の国を統一させました。
 しかし、それは大変辛いものでした。
それでは、その悲しき英雄の生涯を紙芝居で見てみましょう。はじまり、はじまりー
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ヤマトタケルは若い頃、オウスの命(みこと)と呼ばれていました。
オウスは、第12代景行(けいこう)天皇の息子として生まれました。
しかし、父の天皇はオウスの性格が荒々しい為嫌い、いつも遠ざけておりました。
そんなある日、天皇はオウスを呼んで言いました。
「オウスよ、今から家来を連れて、九州征伐に行け!肥後の国にクマソタケルという暴れん坊が居る。そやつは、わしの言うことを聞かんのじゃ!お前は、クマソタケルをやっつけて来い。」
「はっはい、父上。わかりました。」と返事して、出発しました。
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オウスは、九州の肥後の国(今の熊本県辺りか?)に着きました。
そしてクマソタケルの屋敷にこっそり忍び込みました。
‥が、警戒厳重でなかなかクマソタケルに近づけません。そこで、
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オウスは女装して、踊り子に変装してクマソに近づくことに成功しました。つづく

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