住職のつぼやき[管理用]

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紙芝居:『僕のダビンチ手術体験記』(前編)

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令和5年2月、僕は『僧帽弁閉鎖(そうぼうべんへいさ)不全症」という、心臓の病気(心臓弁膜症)になり手術をした。
・・これは、結構大きな手術であった。
お陰様で手術は成功した。そして今はリハビリ中。ありがたい事である。
さて、今から発表するこの(2本の)紙芝居は手術も終わり、痛さと辛さを紛わす為に病室で何とか描いたものである。それでは、はじまり、はじまりー。
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・・月日は少し遡り、令和4年。
僕は河南町の町民健康診断で、「心雑音がします。心臓がシューシューと鳴り、ドックドックとなってません。精密検査を受けて下さい。」と言われ、地元の大病院からさらにセカンドオピニオンを経て、大阪天王寺の大学病院の検査を受ける事になった。
 以前から、すぐしんどくなって休む事が多かった僕は、この病気が原因なのであった。
 大学病院の先生は言われた。
「僧帽弁とは、お坊さんの帽子のような形をした弁膜の事。これが切れています。血液が逆流し、はっきり言って重症です。そのままほっておくと心不全になり命の保証はできません。手術しか治す方法がありません。」と言われた。
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大学病院の(のち)僕の主治医となったT先生はこう言われた。
「この病気の手術は、ひと昔前は胸と骨を切って、心臓を直接治すしかなかったのですが、今は大きく切らず、小さな穴を何箇所か開けてロボットアームを挿入して遠隔手術をする方法があります。このロボット手術機を使うと出血も少なく回復も速いのです。・・これを[ダビンチ]ロボット手術と言います。」と言われた。
「ええ、ダビンチ!?」 続く

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