住職のつぼやき

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紙芝居:『中村與次兵衛と寺ヶ池』(その4)

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 與次兵衛さんは、水が流れ来る道(井路)を考えねばなりませんでした。
 ここ(寺ヶ池)から、上流の大きな川(石川)まで繋がるコースを決めました。
 そして水がきちんと流れて来るように、土地の高い、低いを見極めるに、夜に提灯を並べて、その明るさを頼りに調べました。
 皆で交代しながら、その高い低いの印に従って、井路(水路)を掘って行きました。
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 その井路を掘り進めるのは大変でした。
 途中、硬い岩盤にぶち当たる事もあったからです。
 その場合は、皆でトンネルを掘って井路を作りました。
 そうこうしながら、與次兵衛さん達は井路を完成させたのでした。
 その長さは、結果的に約13.8キロという、途方もない長さになったのでした。
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 一方、池も大きなため池に広げなければなりません。
 そこでまず、池の西側と東側に元々あった、なだらかに続く丘を利用して広げました。
 そして北側と南側には堤防を作り、ダム式のため池を考えたのでした。
 これは、現代のように機械が無く、すべては人の手で作業をしなければならない為、大変な工事でした。つづく

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