住職のつぼやき[管理用]

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紙芝居:『星に願いを~岩橋善兵衛ものがたり』(その2)

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「よしっ、わしは学問をする!一生懸命勉強して、西洋にも負けない[望遠鏡]を作るぞ!・・そして、あの星の流れやその秘密を明かしてみせるぞ!」と、善兵衛さんは志をたてました。
 そして、メガネレンズを売って儲けたお金を、旅費と学問費に充てて旅に出ることにしました。
 善兵衛さんは、望遠鏡レンズの事をよく理解している自然科学・物理学の先生(医者で文化人・学者の[橘南谿(たちばななんけい)]師や儒学者・文化人の[皆川淇園(みながわきえん)]師)を探し出し、それらの先生が京都に居られる情報をつかんで旅立ちました。
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 が、もともと仕事が忙しく、学問をする時間も無かった善兵衛さんです。
 だから、先生の塾に入門しても、難しい言葉やその意味を必死で勉強しなければなりませんでした。
 が、頑張り屋の善兵衛さんは、長い時間を掛け、根気よく、熱心に勉強したのでした。
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(善兵衛の作った望遠鏡)
つづく

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