【御文章[第四帖九通]『疫癘(えきれい)の章』より】
昔むかしの室町時代。
この年[延徳4年(1492)]は、伝染病の流行により、多くの人々が亡くなっておりました。
そこで、朝廷は[明応]と元号を改めましたが、一向に事態は良くなりませんでした。
浄土真宗の本願寺第八代の『蓮如(れんにょ)上人』は、この当時流行していた伝染病にたいへん心を痛めておられました。
そしてご門徒たちに一通のお手紙をお書きになります。
それが『疫癘(えきれい)の御文(おふみ)』と呼ばれるものでした。
疫癘というのは、今でいう伝染病のことです。
ここある念仏道場も・・。つづく
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