(はじめに)
何年も前に、「うちのお寺の近くに、昔、大女優というか⁈怪女優が生まれ育った所があるんやで⁉」と、一人の檀家さんから聞いた。
ホントかな?と半信半疑ながら、時間を見つけて調べていくうちにそれが事実だと判明して、ご先祖のお墓などお参りさせて頂いた。
そして、長い時間を掛けて調べていくうちに、段々興味を持ち始め、ついに『紙芝居化』してしまった。
自伝も探して読み、そして所縁の地の取材もした。
そう、僕はこの女優さんはテレビドラマ『細うで繁盛記』に出演しておられる時から好きでした。又尚かつ、映画『夫婦善哉』や『蜘蛛巣城』に出ておられる時からファンだったのです。
それでは、その彼女の波乱の生涯を紙芝居で見て頂きましょう。
始まり、はじまりー。
『ナニワチエコでございます。家族みんなで・・○○軟膏。』というテレビCМで一世風靡した大女優、浪花千栄子さん。
彼女は南河内郡東板持町(現在は富田林市)の生まれで、本名は『南口(なんこう)キクノ』といいます。
この名前、『虫刺され・やけどに、この軟膏(なんこう)効(き)くの』というダジャレから、このコマーシャル起用になったとか⁈・・・知らんけど(笑)、・・いや、これウソのようなホンマの話なのです。
(現在の富田林市板持町)
つづく
[管理用]
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