韋駄天(いだてん)は足の速い神様です。
まるで、ロケットのようなスピードで走れたそうです。
そして、仏様を守護する神様の一人でもありました。
帝釈天や毘沙門天の仲間です。
いわば、仏様のボディガードです。
それでは、仏教を守護する神様『韋駄天』の活躍を紙芝居で見ていただきましょう。
はじまり、はじまり~。
今から、およそ2500年ほど前、仏教を開かれた『お釈迦様』が涅槃(ねはん)に入られました。
涅槃とは、お亡くなりになるということです。
弟子たちは皆、悲しみました。
そして、お釈迦様のお身体を焼いて骨にされました。
さらに、その骨を細かくして、器に入れて、それぞれ皆に分けることにしました。
皆、お釈迦様の形見が欲しかったのです。
それを、一匹の鬼が見ておりました。
(韋駄天図: 泉涌寺様より)
つづく