大阪府岸和田市の『作材(ざくざい)町』のお寺の門前に建つ[夜泣き石]。
えっ?『その石は、夜になったら泣くの⁈』ですって・・。
いいえ、違うのです。
実はこの石、泣いたと云われたのは、ずっと昔のこと。
これは、昔々に伝わる『岸和田市』の民話なのです。
「おとうちゃーん、おかえり!」
「おうおう、お前たち、よう迎えに来てくれたんか⁈・・おおきにおおきに。・・それにしても、この大きな石の橋が小川に掛けられてるから便利でええわい。それに丈夫やし、見栄えも立派やしのう。ほんにええ石や。」
と、このように、石の橋は皆の評判が上々でした。
そんなある日のこと・・。つづく
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