住職のつぼやき[管理用]

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紙芝居:『太子と雪丸』(その1)

(はじめに)
犬好きのボクと[雪丸(ゆきまる)]との出会いは、奈良県の王寺町から[以和貴(いわき)会=『和を以って貴しとなす』の聖徳太子の言葉の意味か?]の役員さん達が、別件でお寺にお越しになったのが始まりだった。
 そこで王寺町のマスコットキャラクターが犬の[雪丸]であることを知った。
『えっ?聖徳太子に愛犬がいたの⁈しかも人間の言葉がわかり、お経も読める!』、とボクはびっくりした。
 ・・そこで、雪丸のお話をうかがっている内に、それは是非紙芝居にしたいと考えた。
 後日、役員さんから「雪丸」の絵本と王寺町の歴史資料が届いた。・・感想、面白かった。
 でも、すでに素敵な絵本があるので、イメージを壊さないようにして、[紙芝居]化を考え、ここに完成した。
 それでは、見て頂きましよう。「太子と雪丸」です。
ファイル 1804-1.jpg
 僕の名前は[雪丸(ゆきまる)]。
 犬だよ。
 ご主人様は「聖徳太子」。
 そう、僕は太子様の愛犬なんだ。
 それじゃ、僕と太子のお話を始めよう。
 はじまり、はじまりー。
ファイル 1804-2.jpg
 僕と太子の出会いは、宿無しの僕が太子の宮殿に迷い込んだ事がはじまりだった。
太子「おっおっ、これは可愛い犬じゃのう!この屋敷に迷い込んだのか?」
雪丸「ワン!」
太子「そうか、それじゃ、いっそのこと私の愛犬に成るか?」
雪丸「ワンワンッ」
太子「そうか、そうか。じゃ、今日からココがお前の家だ。うん⁈名前が必要だなあ・・。雪のように白いオス犬なので・・、お前は今日から雪丸だ!」
雪丸「ワン!」 
つづく
ファイル 1804-3.jpg
(奈良県王寺町[達磨寺]内「雪丸」像)

コメント一覧

伝助平 2017年12月23日(土)22時47分 編集・削除

続きが楽しみです♪
お太子様の片岡山伝説も紙芝居で描いて下さい♪

カンネン亭 2017年12月24日(日)12時28分 編集・削除

もちろん、片岡山飢人伝説も入ってますよー。

伝助平 2017年12月24日(日)23時29分 編集・削除

いい話ですよね♪期待してます♪

カンネン亭 2017年12月25日(月)21時26分 編集・削除

聖徳太子の優しい人柄をあらわすお話しですよね。好きです、この話。

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