住職のつぼやき[管理用]

記事一覧

※画像をクリックすると拡大されます。

紙芝居:「大石順教尼ものがたり」(その6)

余談になるが、妻吉(のちの大石順教)が、芝居の一座と共に日本中を旅をしていた時、妻吉を姉のように慕い、終生仲の良かった芸人に、有名な『柳家金語楼(やなぎや・きんごろう)』がいる。
 彼は、妻吉が口で文字の練習を始めた頃、自分も一緒に字の練習をしていたそうだ。以上
ファイル 1776-1.jpg
 妻吉の口を使っての文字を書く練習が始まろうとしていました。
 が、彼女は幼い頃から舞妓であった為、学校に行っていません。
 だから、文字の読み書きが出来なかったのです。
 そこで、彼女は自分で、(旅先で)小学校を見つけ、そこの校長先生にお願いし、文字を教えてもらう事からスタートしました。
 そしてその後、口に筆を含み、懸命に努力し、文字の読み書きを覚えたそうです。
 さらに、その後、絵画の道も究めるようになっていきます。 つづく
ファイル 1776-2.jpg
(※僕も真似して、口で写経をしてみた。・・ボロボロでした[苦笑])

上に戻る