こうして弥七、いや、道宗は熱心な念仏信者になりました。
やがて幾年月か経ち、故郷の越中・赤尾村に帰った道宗は、自分の家を[念仏道場]に改築して、村人たちに、お念仏の教えを布教し始めました。
質問されて、解らないことがあれば、すぐ京都に旅立ち、蓮如さまにその疑問を、尋ねられたという事です。
(道宗の生誕地にある行徳寺さま)
(道宗道:この道を通い、道宗は蓮如さまに会いに行かれたという)
(籠の渡し:道宗はこの籠に乗り川を越え、何度も京へ行かれたという。一度でも危険な命がけの籠渡しだ)
つづく
[管理用]
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