住職のつぼやき[管理用]

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最近、恥ずかしかった二つの話

 今日は最近あった《二つ》の恥ずかしかった話を書きます。
 一つ目。
 僕はいつも近くの檀家さんへは自転車でお参りに行くのだが、その日は天気も良く、田んぼ道を割と大きな声で「フフフッ~~ン、フフーン・・」と〔鼻歌〕を歌いながら、走っていた。
 その時、フト、人の気配がしたので後ろを見ると、檀家の奥さんが、自転車ですぐ後ろを一緒に走っておられた。奥さんは、少し笑った顔で目を合わさず会釈をされ、僕を追い抜いて行かれた。
 僕は顔から火が出るぐらい恥ずかしかった・・。そこで一句、『気をつけよう、誰かが聴いてる、そのフフフーン』・・失礼。

 二つ目。
 今、僕の住む町で〔町議員選挙〕をやっているのだが、その《出陣式》に事務所に顔だけ出してくれ、と言われて行ってきた。
 その時、近所のおっちゃんが、時間待ちの退屈まぎれに僕に「この前、京都の寺に研修行って来たそうやなぁ。どやった試験は、うまくいったか?」と聞かれたので、僕はうかつにも「あかん、あかん、落ちた、落ちた」と言ってしまった。その時、ふと斜め前を見ると、〔立候補者〕がおられ、僕と目が合った。僕は必死で「あなたの事ではございません、ございません・・」と目で言ったが、うまく通じたか・・?。そして、〔選挙事務所〕の中の《禁句》、『落ちる、すべる、下る!』との張り紙をしっかり熟読させて頂いた。・・ホンマ、うかつやった!そこで一句、『気をつけよう、うかつな一言、オチ・スベ・クダル』・・字余り〔笑い〕。 失敬!

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