三木清(みき・きよし)の生家は、農業のかたわら[米屋]を営んでいました。
そして、家の宗教は代々『浄土真宗』。
熱心な播州門徒でした。
三木清も、毎日、お仏壇に手を合わせて育ったそうです。
ここで、彼の小さい頃のエピソードをひとつ。
清の自宅近くに、小さな池がありました。
ある日、彼は遊んでいて、誤ってその池で溺れてしまいました。
この時、友達の機転が何とか助かり、命拾いしましたが、彼が[宗教]や[哲学]に興味を持ち、命について深く考え初めたのは、この事件があったからかもしれません。
つづく
[管理用]
記事一覧
※画像をクリックすると拡大されます。