住職のつぼやき[管理用]

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新春、出雲・境港への旅(後編)

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(鳥取県の境港、対岸は島根県)
 水木しげる師の故郷[境港(さかいみなと)]は、観光客で一杯!
 この観光地の賑わいは、水木さま様、鬼太郎さま様であろう。
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(境港駅(別名「鬼太郎駅」)前)
 駅前から続く、水木先生ブロンズ像や妖怪ブロンズ像の数々、半端じゃない『水木しげるロード』。
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(鬼太郎と)
 この[水木しげるロード]を歩いていると、鬼太郎やねずみ男たちの着ぐるみに出遭える。(僕は狡くて、怠け者のねずみ男が大好きだ。・・それと、目玉のおやじの寝床は、鬼太郎の片目の中だって、知ってましたかっ⁉)
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(水木しげる師の義手)
 水木しげる師は、『紙芝居屋』の画家でデビュー。しかしまったく売れず、その後『貸本屋』専属のマンガ家に。しかしこれも売れず、貧乏のどん底の道をまっしぐら。・・しかし『悪魔くん』・『ゲゲゲの鬼太郎』の大ヒットで、やがて、天皇陛下から勲章をもらう大売れっ子作家へなられた。
 ・・しかも戦争で片手を失くされたのちの話なのだ・・凄い。
 この写真の義手は、結婚式の時だけ使用したという物である。
 片手で、数々のマンガを描き続けたのだから並ではない。凄い!
 [描く!]、そして[生きる]というパワーをもらえた気がした今回の旅行。有り難かったです。
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(水木しげる記念館)
 それでは、最後に『水木しげる記念館』に書かれていた、故水木師の名言録を。
『世の中のエライ人は、みんな人の力を利用して、幸福になってんのョ。わかる。』
『仕事は、驀進(ばくしん)と停止の、二つしかありません。』
『人間はいろいろなものを食べますが、死ねば大地に食べられるわけです。』
『死は、カミサマの最大のプレゼントかもしれないよ。』
『水木さんは80歳を越してから、幸せが溢れ出してこぼれてきとるんですわ。だからアンタ、水木さんの後ろを歩いとったら、幸せが拾えるかもしれん。』
『ナマケモノになりなさい。』
 最後、『のん気にくらしなさい。』 おしまい

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