住職のつぼやき

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金子みすゞ紙芝居、制作の難しさ

 今、『金子みすゞ』女史の紙芝居を作っている最中なのだが、思ってもみなかった困難にぶつかっている。
 「果たして、この紙芝居は無事に完成する事が出来るのだろうか?」・・などの不安が、毎日僕を襲う。(夢にも出てくる)
 それは、つまりこの紙芝居の構成をどうしたらよいか?という基本的なことに悩んでしまっているのだ。
 最初の構想では、彼女の少女期から、大人になるまでを描き、最後にポツンと死を入れて終ろうと思っていた。
 彼女の有名な詩は、少しだけ(途中に)入れれば良いと安易に考えていたのだ。
 しかし、彼女の詩集を読んでいると、どうしても(本文中に、)この詩も紹介したい、この詩も紹介したいと思うようになっていった。
 そして、ストーリーの節目節目に、その詩を入れていこうとしたら、いつしか、詩だけで『八枚』になってしまった。
 ・・チョイスしてチョイスして、詩を選んだつもりなのだが、詩の紹介の多さに、彼女の一代記をぼやけさせてしまったのだ。(通常、紙芝居は十二枚程度なので、詩が多すぎるのだ) 
 しかし、どれも、カットできない。
 『詩』と『一代記』、どちらに重点を置いて完成させるか、思ってもみなかった[やっかいな悩みが]、今、制作を遅らせている。
 第一部、彼女の一生。第二部、彼女の詩の紹介、と、もちろん考えたのだが、やはり、彼女の一生とともに詩を入れた方がよいと、いう結論に今、達している。
 いったい、この紙芝居はどうなってゆくのか?
 紙芝居を作る人間は、そんなことで悩むのです。
 

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