住職のつぼやき

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一遍上人の御廟所

 現在制作中の紙芝居『捨聖 一遍上人』が、ようやく完成のめどがついた。(99パーセント出来上がった)
 それで今日、一遍上人のご廟所(お墓)がある、神戸市兵庫区の「時宗 真光寺」さまにお参りに行かせて頂いて来た。
ファイル 1155-1.jpg
 大きな境内の中にある『ご廟所』。
ファイル 1155-2.jpg(一遍上人ご廟所)
 そう、「捨て聖(ひじり)」と呼ばれた『一遍智真上人』は、愛媛県松山に生まれ、二度の出家を経て、旅に生き(歴史に名を残す)名僧となられた。
 そして、過度の栄養失調(?)により、この地で倒れて亡くなられた。
 僕は今日、上人のお墓の前で報告した。「お上人の紙芝居が完成しました。どうか、この紙芝居を見た人が、お上人の生き方に感銘してくれますように。」と。
ファイル 1155-3.jpg(真光寺本堂)
ファイル 1155-4.jpg(一遍上人ご木像)
 その上人の行年は、五十一歳であったという。
 上人の生涯は、極めてインドのお釈迦さまに似ておられる。
 豪族の家に生まれ、結婚もし子供も儲けるが、無常を感じて出家。
 そして、旅に生き旅に死んだ。
 その最後は潔く、死期を悟った時、すべての持ち物を焼き尽くし、正にすべての執着を捨て果てて死んでいった。
 こんなように、僕も生きたい。
 さて僕は、上人のように、死期を悟った時、すべての『紙芝居』を燃やし尽し、死んでいけるだろうか?
 最近、そんなことばかり考える。
 後の人に、作った物を残すことが良いことだとは、僕は思っていない。
 なるべく、『捨て果てて』潔く死にたい。・・一遍上人のように。(まだ死にませんが。〔笑い〕)
 そんなことを思いながら、この紙芝居を作った。
ファイル 1155-5.jpg(境内にある熊野権現社)
 最後に、境内に建つ上人に、悟りのヒントを与えたといわれる『熊野権現社』に合掌して、帰って来た。
 近々、この紙芝居は、ブログにアップしたいと思います。

コメント一覧

愛子 2013年08月01日(木)17時26分 編集・削除

住職の紙芝居は捨てたらあかんような気がするのですが…

本人にしか分からない思いもあると思いますけど…


まぁ、まだ死ぬわけではないのだから、
死んでから考えたらええかなぁ・・・ わはは。

一遍上人のDVD探してもあまりありません。
ウドちゃん観たいのですが・・・

映画ブッダのパート2もそろそろですね!
www.buddha-anime.com/

カンネン亭 2013年08月01日(木)20時36分 編集・削除

 最近よく考えるのです。
 潔く生きて、潔く死にたいなって。
 歴史上の高僧方が、さまざまな著書や建造物を残されて、我々へのメッセージとされる。
 そこから、我々はいろいろなことを考え学べる。
 しかし、余計な知識も入り、高僧方を想像以上のカリスマ化としてはいないだろうか?って。
 一遍上人のように、モノに執着しない生き方の方が、仏教的な生き方なのではないかと。
 そんな風に、生きて死にたいと思ってます。・・今のところ。
 

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