住職のつぼやき[管理用]

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紙芝居:「大阪の川の流れを変えた男 中甚兵衛ものがたり」(その4)

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 やがて、中甚兵衛が初めて江戸に訴え出てから、40年を越す年月が流れようとしていました。
 今や、甚兵衛は65才です。
 かつての仲間も、極わずかになっておりました。
 ・・がしかし、甚兵衛は、まだ諦めてはおりませんでした。(・・僕は思う。ある意味、お百姓さん達からの訴えを聞くことが『庄屋』の仕事だったので、甚兵衛は『川の付け替え願い』から、逃げられんかったんやろなぁ・・と。)

 (甚兵衛)「・・毎年続く、洪水被害。これやったら、米も作物も何も収穫でけへん。川の付け替え工事が、結局出来へんねんやったら、何か他の方法(改善策)を考えなあかんなぁ。」と、甚兵衛はずっと思案していたのです。
 そんな或る日、突然、甚兵衛は奉行所から呼び出されたのでした。 ・・どうなる甚兵衛、運命やいかに! つづく

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