「腹話術」というのは、ほとんど唇を閉じたまま音声を出して、他のもの(多くは人形など)が、しゃべったり音を出したりしているように見せる芸をいう。
おととい、その腹話術師の「いっこく堂」さんの公演を、河内長野ラブリーホールに観に行って来た。
そう、僕は『腹話術』が、小さい頃からたまらなく好きなのです。
ライブなので、僕はマジマジとその「いっこく堂」さんの唇と喉ばかり見ていたのだが、ほとんど唇は動かさず、喉仏の回りだけを動かしてしゃべっておられたので、改めてスゴイ芸だと感心した。
実は、僕も『腹話術』をマスターしたくて、(たまに)お寺の本堂で、唇を動かさず、お経を読む練習をしているのです。(仏罰受けんかなぁ・・〔笑〕)
では、どうしてそんな事をしているかって?
もちろん、『お寺の出前』講演で、いつか皆さんに披露するためですやん・・か。(すでに人形も出来てます。〔写真参照名前『和尚』〕)
さて、そんな事を書こうと(今回は)思ってたのではない。
実は、『腹話術』のルーツは古代宗教にあったということを書きたかったのだ。
これは公演会の中で、「いっこく堂」さん本人がおっしゃられて、僕は非常に驚いたのだが、家に帰って改めて辞書をひくと、確かにその事が書いてあった。
・・『「腹話術」とは、古代において、呪術や占いの一部として、神秘的な力をアピールするために用いられてきた。又、「聖書」にも、腹話術のこととみられる記述があり、紀元前五世紀頃には、ギリシャの聖職者エウリクレスは、ほとんど唇を動かせず、音声を発したといわれている。』・・スゴイっ!・・でも、どこか胡散臭い・・御方。・・でも、『お前は人のこと言えんやろ!』と言われそう・・。
こんな聖職者が居ったことを主人公にして、いつかその『紙芝居』をコメディにして作ってみたいと思います。・・ますます胡散臭い。〔笑〕
光福寺 2013年01月21日(月)23時15分 編集・削除
>僕も『腹話術』をマスターしたくて、(たまに)お寺の本堂で、唇を動かさず、お経を読む練習をしているのです。
何やってんの!