武子様はすくすくとお育ちになりました。
末っ子ということもあって、父の明如上人も取り分け、武子様をかわいがられたそうです。
彼女は『西本願寺の宝』と呼ばれ、大切に育てられたのです。
こうして、武子さまは美しい女性に成長されました。
その美しさは、『大正時代の三美人』のおひとりと呼ばれたそうです。
(※余談ながら、あとのお二人は、九州の炭鉱王と結婚しのち若者とかけおちした柳原白蓮さん、そしてもう一人は、新橋の芸者から法律学者と結婚して、社交界で有名になった江木欣々さん・・です。)
又、武子様は短歌、絵画も一流の先生に学びその才能を発揮されていったのでした。
が、悲しいことも同時にやって来ます。
武子様17歳の時、父明如上人が54歳でお浄土に還られたのでした。つづく
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紙芝居:『九條武子(くじょう・たけこ)さま』(その2)
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