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『ねずみの嫁入り』〔《ホトケ》媒酌人編!〕

今年は《ねずみ年》である。
ちなみに僕も《ねずみ年》である。
だからといって僕が〔ちょろちょろ〕するのは《ねずみ年》のせいではない。
僕は《ねずみ》に似ていない。
《ねずみ》が僕に似ているだけである!(なんのこっちゃ・・)
 さて、僕はこの昔話が大好きだ。まるで〔この世に一番強いものなどいない!〕ということを《ジャンケン遊び》のような感覚で教えてくれている、そんな世界観を持たせてくれるこの物語・・。
 この話は僕がまだ小さかった頃、母親がよく寝る前に語ってくれた。47才のおっさんになった今でも、まだよく覚えている。覚えているどころか「紙芝居」にしてしまった。そんな一本。
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〔あらすじ〕(昔ばなし11)
昔、年頃の娘を持つ金持ちの父親ねずみが居た。この娘を嫁にもらおうと近所の若いねずみがプロポーズにやって来た。・・が、父親は「うちの娘は世界一強いものに嫁がせる!」と言って断ってしまう。
そしてこの親子は世界一強いものを探す旅に出る。
ねずみより強いものといえば〔猫〕である。そこで猫の所に恐る恐る「嫁にもらってほしい」と頼みに行くと、なんと猫は自分より〔犬〕の方が強いと言う。それで次に犬の所に言って頼むと、自分より〔人間〕の方が強いと言う。そこで、ねずみの親子はそっと畑仕事をしている人間を観察していると、「おてんと様(太陽)のお蔭で我々は作物をこしらえる事ができる。ありがてぇ」とつぶやいた。
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そこで、親子は〔太陽〕に嫁にしてくれと頼むと、今度は自分より〔雲〕の方が強いと言い、雲は自分より〔風〕が強いと言う。
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そして風は自分よりも〔家の壁〕の方が強いと言い、その壁は、自分をかじり尽くす〔ねずみ〕の方がさらに強いと言う。・・結局最後は、初めにプロポーズに来たねずみに嫁がせることになり豪華結婚式にて、「めでたしめでたし」でこのお話は終わる。
が、まだ終わっていない・・。
 実はこのお話、僕もここで終わろうと思っていたのだが、ある御偉い方から、この紙芝居の完成直前に「あんたの紙芝居、ホトケ様が出て来ない話が多いなぁ・・」とイヤミを言われた。
 それで、カチン!ときた僕は急きょ、ホトケ様にねずみの媒酌人として参加していただくことにした。
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それでは、この紙芝居の最後のホトケ様のご挨拶で終わりたい。
『おっほん、私はホトケであ~る。本日は誠におめでとうございマウス。なんちゃって・・。え~、せん越ではございますが、一言ご挨拶申し上げます。・・誰が世界で一番強いとか、偉いとか、そんなことはどうでも良いことで~す。すべて平等なので~す。上もなければ下もありませ~ん。それをしっかり悟って、みんなで仲良く暮らすように。たのんまっせ!はなはだ簡単ではございますが、これで私のお説教、いやお祝いのご挨拶を終わらせていただきま~す。』
 これを聴き、皆割れんばかりの拍手をいつまでも贈ったということです。これで本当におしまい。

コメント一覧

愛子 URL 2011年08月03日(水)12時50分 編集・削除

同じネズミ年ですww
うちの父親もネズミ年でした。

だからなんやねん!

カンネン亭 2011年08月03日(水)13時09分 編集・削除

愛子さん

そうかっ!?・・お父さん、ねずみ年やったんか!

ふーん。 ・・で、ホンマどう『落ち』を付けマウスか? わからないでチュー。

愛子 URL 2011年08月03日(水)15時46分 編集・削除

さ・す・が!