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紙芝居:『インドのえらーいお坊様のお話~頼りになる者の巻』(前編)

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インドのえらーいお坊様のお話の続編
 ある日、えらーいお坊様は、弟子のひとりに、こうおっしやいました。
「神様、仏さまだけが、お前のもの。ほかの者は、誰一人お前のものではないんじゃよ。」と。
 それを聞いて、弟子の一人が不服そうな顔をして、反論しました。
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「でも、先生!私の母も妻も、大層良く私の世話をしてくれます。
 一度会って下されば、お分かりになります。
 彼女たちは、とても私を愛してくれています!」と言いました。
 すると、師匠はニッコ笑って・・、
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「それはお前、錯覚というものさ・・。誰一人、お前に属している人間はいない。
 その事実を私が見せてやろう。
 ここに、不思議な薬がある。
 これを家に帰ったら、すぐ飲んでベッドに入って寝ていなさい。
お前は誰が見ても死んだようになる。
 家族は驚く!お前が死んだと思うだろう。
 だが、お前の意識はハッキリしていて、何でも見えるし聞こえる。いわば、幽体離脱じゃ。
 その時、わしが医者に変装して、お前の家を訪ねて行こう。」と言いました。つづく