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紙芝居:「与謝野晶子(よさの・あきこ)」(その8)

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 大正12年、関東大震災が与謝野家を襲います。
 幸い、晶子の家族は、皆無事でした。
 ・・が、この頃、鉄幹と二人で教授を務めてきた『文化学院』という学校は、焼失してしまいました。
 そして、その学校に置いてあった晶子のライフワーク『源氏物語』の全・現代語訳文も(完成目前で)すべて燃えてしまいました。
 絶望する晶子。
・・が、家族は生き抜かねばなりません。
 晶子たちは、東京郊外に引っ越して、新しい家を建てます。
 そして、もう一度『源氏物語』の現代語訳に、挑戦するのでした。
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 『妻をめとらば才けて、みめ麗しく情けある・・』と歌った(一代の風雲児)与謝野鉄幹は、昭和10年、62歳で亡くなります。
 が、晶子は悲しんでばかりもいられません。
「私の人生も、残り少ないわ。生きている内に『新・源氏物語』を完成させなあかん・・。」と、頑張って執筆します。
 そして、昭和13年。ついに『新・新訳源氏物語』全六巻が完成し、刊行させたのでした。つづく