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紙芝居:「修験者 役の小角(おづぬ)」(その1)

 『役(えん)の小角(おづぬ)』・・・、別名『役の行者』。
 僕が初めて、この名を聞いたのは、NHK人形劇『新・八犬伝』だったと思う。
 役の行者は、雲に乗って移動し(主人公たちを助ける)正義の味方。
 そんなイメージがあった。
 今、僕の寺から見える葛城山は、役行者が毎日、厳しい修行を積まれた山であるらしい。・・実在の人物なのだ! 
 確かに、霧の深い朝は、今も役行者が走り回っているような、そんな雰囲気がする。
 この紙芝居は、修験道という仏教の開祖『役の小角』の物語である。それでは、はじまり、はじまりー。
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 役の小角は、伝説的な人物です。
 空を飛び、疾風のように走り、鬼を改心させて弟子にして、世の悪を懲らしめて活躍されました。
 そして、又、日本で最初に『薬』という物を発明された方でもあるのです。(今でも小角の生誕寺の周りは、薬工場がたくさん建ってます。小角の発明した胃腸薬[陀羅尼助(だらにすけ)]は有名ですよね。・・僕も小さい頃、飲んでいました。)
 この物語は、そんな不思議なお坊さんのおはなしです。
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([役の小角の生誕地:奈良県御所市『吉祥草寺』])
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(寺院の中に建つ、薬発祥の記念碑)
 つづく