昨日、『紫式部ダイアリー』というお芝居を観て来た。
それは今、『聖覚法印(せいかくほういん)さま』という、紙芝居を作っていて、そのラストの場面に、紫式部(・・の厳密にいえば幽霊)が登場するからで、彼女のことをもっと調べたかったからである。(・・結果的にはこのお芝居、あまり参考にはならなかったが・・(苦笑))
『源氏物語』という卑猥な読み物?を書いた罪により、地獄に落ちた紫式部。(当時は、恋愛モノを地獄への要因と、そう解釈したのであろう。・・誰が言い出してん?)
それを聖覚法印さまに、なんとか助けを乞う場面として出てくるのだ。
そして聖覚さまは、それを聞き入れ、新たな[表白(ひょうびゃく)=お経みたいな、まじないの言葉のようなモノ]を作って称え、紫式部と[源氏物語]の登場人物たち?を地獄から救い出す。
そんな場面で、この紙芝居は終わる。・・こんなストーリーなのだ。
・・笑うなかれ!今もこの法要は、紫式部のお墓のすぐ近くにある聖覚法印のお寺、京都の『西法寺』様で毎年、行われているのである。
この西法寺のご住職から、紙芝居が完成したら、このお寺の(聖覚さまと紫式部の)法要の日に、是非初披露して欲しいと頼まれたのである。
いやはや、・・紫式部の霊をまじめに、美人に?描かないと、それこそ僕の所へも、『紫式部アングリー』と怒って出て来るのでは・・⁈