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紙芝居:「捨聖 一遍上人」(その7)

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(熊野本宮大社)
 ・・ここで余談を書く。
 実は先日、この紙芝居の主人公『一遍上人』が、神勅(神仏のお声)を頂かれた、和歌山県[熊野本宮大社]に行って来た。
 さすがに、ここは大きな有名神社で、この日もたくさんの観光客で賑わっていた。
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(奥が工事中の証誠殿)
 さて、僕の目的は一遍上人の神勅を受けられた場所一本。
 がしかし、現在この社殿は、一昨年の台風被害により、大改築中で、はっきりとしたそのお姿は望めなかった。(お参りはさせて頂きましたが。)
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(旧社地にある「一遍上人名号碑」)
 そして、この本殿から15分ほど歩いた地の[旧社地]に、向かう。
 ここには、[南無阿弥陀仏]と刻まれた、一遍上人名号碑が建っている。
 ここは、あまり観光客が来ない場所みたいなのだが、おそらく鎌倉時代は、この場に本殿があり、ここに一遍さまが籠られ、神勅を受けられたのだろう。
 あまり、人によって踏み荒らされてなく、静寂で清らかな場所であった。(僕はここが一番気に入った。・・ここで(一遍さまに紙芝居の完成報告と)お念仏を申してきました)
 この後、一遍上人もお参りに行かれた[熊野那智大社]にもお参りに行ったのだが、そこは(世界遺産にはなっているが)完全な観光地化されていたので、ここには書かない。
 さぁ、いよいよ、この紙芝居も佳境です。
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 一人旅となった[一遍上人]は、やがて、
(一遍)「・・そうだ、昔、[空也]というお坊様が、京の町を鐘を打ち鳴らしながら念仏を称えて、教えを説いて廻られたと聞く。・・私も[空也]様の真似をしよう!」と、思われました。
 そして、ご自分も鐘を打ち鳴らしながら、お念仏を称えて、お札を配り始めました。
(一遍)「ナムアミダーブ!」(チンチン)。「ナムアミダーブ!」(チンチン)と、何やら楽しそうなその様子に、たくさんの人たちが集まって来ました。 つづく