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紙芝居:「捨聖(すてひじり) 一遍(いっぺん)上人」(その1)

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 「捨聖(すてひじり)」・・。
 時宗の祖、一遍(いっぺん)上人は、俗にこう呼ばれています。
 家や地位、財産や土地など、世俗の一切を捨て、『(人は)捨ててこそ、救われる』と説きながら、一遍上人は全国を旅して廻られました。
 その足跡は、九州から中国、四国、近畿、北陸、関東、東北と、各地に及んでいます。
 これは、すべてを捨てて、旅に生き、旅に死んだ、そんなお坊さんのお話です。
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 一遍上人は、鎌倉時代に四国は[愛媛県:伊予松山]に生まれました。
 一遍さまは、幼名を[松寿丸]と言い、瀬戸内海を制圧していた、水軍の豪族の子として生まれたのでした。
 しかし、父の代で戦に敗れ、家は衰退してしまいました。 そして、やがて母も亡くなり、父親は後添いを貰うことになったのです。  
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(愛媛県松山の一遍上人[生誕地]。現在は時宗の『宝厳寺』になっている。)
 つづく