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紙芝居:「永観、遅し!」(前編)

ファイル 1145-1.jpg(観念寺記念スタンプ)
 観念寺の〔記念スタンプ〕を作って下さった、『仏像はんこ愛子』さんが、ご友人たちと一緒に、東京で『第2回神仏画展』を開かれるらしい。
ファイル 1145-2.jpg(神仏画展案内状)
 (その案内状の絵からすると、)どうやら、彼女はそこで『見返り阿弥陀』ハンコを出展されるみたいだ。
ファイル 1145-3.jpg(永観堂の案内)
 ・・と、いうことで、彼女の出展をお祝いして、全三回で、僕も『見返り阿弥陀』の紙芝居を紹介したいと思う。
 いわば、彼女の露払いだ。(愛子さん、展覧会の大成功を、大阪よりお念じ申しあげます!)
 それでは、はじまり、はじまり~。
ファイル 1145-4.jpg
 「永観、遅し!」。
 これは、遥か平安時代に、お寺の仏像「阿弥陀如来」さまが、修行中の『永観(えいかん、ようかんとも云う)』というお坊様に、お掛けになったお言葉と伝わっています。
 「でも、いったいなぜ?」
 これは、紅葉で有名な、京都は『永観堂 禅林寺』に伝わる不思議なお話です。
ファイル 1145-5.jpg
 永観(えいかん)上人。
 この方は、平安時代のお坊様で、十一歳で禅林寺にて得度。のち、奈良の東大寺で仏教学を学ばれました。
 そして、三十一歳の時、貴族という特権階級の人々だけに、仏法を説く虚しさを感じ、地位と名誉を捨てて隠遁。
 禅林寺に帰り、独自の活動を始められたのでした。 つづく