8月21日から24日まで、宮城県の震災被災地へボランティアに行って来た。
これは前々から計画していたもので、(お盆が過ぎて)ようやく実現できた。
(東北新幹線『こまち』:仙台駅)
仙台駅に到着したのは、21日の夜10時半頃。この日はビジネスホテルに泊まり、次の早朝『浄土真宗本願寺派:仙台別院』へ。
このお寺が、ボランティア受け入れ施設になっている。
(仙台別院)
到着した時、すでに全国からたくさんのボランティア会員たちが集まっていた。
(別院本堂)
そして勤行したのち、被災地に、車二台に分かれて出発。
(塩竈(カマ)市:七ヶ浜町)
この日は、宮城県の被災地の南、塩竈市〔七ヶ浜町〕、若林区〔荒浜地区〕、〔名取市〕、岩沼市〔亘理(わたり)町〕、〔山元町〕を、丸一日掛けて視察。
できるだけ、たくさんの被災地をこの日は見ておこうと、寒さで震えながら(車内では季節はずれの暖房マックスで)飛ばしに飛ばして暴走。 車内で、「これは暴走族ではなく、『暴僧(俗)族』やなぁ」と、さらに寒くなる冗談を仲間達と言い合い、福島県堺まで走って視察した。
海岸通り沿いの津波被災地を見て、絶句の連続。 写真ではうまく表わすことができないが、取り合えず何枚かの写真は撮った。
(ボランティア仲間と)
この日は、ただ被災地を見学しただけなのに、最後はくたくたになって、誰彼なしに「記念写真だけ撮っとこか?」と暴僧族たちは写真を撮って、この日は『仙台別院』に帰ることにした。
そして、夜は反省会。
本格的活動は、いよいよ明日。
「宮本さんは何をされたいと考えてますか?」と、担当職員さんに聞かれたので「避難所・仮設住宅への物資搬送を通して、被災された方々との交流ができれば・・」と答えて了承していただき、この次の日、北の〔南三陸町〕から〔女川町〕、そして〔石巻港〕という、もっとも被害がひどかった所へ、行く事になる。 つづく
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被災地に立つ その1
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