おとといに、檀家の奥さんから聞いた二つの話。
一つ目。
「住職さん、私の茨城県に住む友達からメールが来ました。そこには、『〔震度4〕の揺れが普通になり、そんなに恐くなくなってきました。』と書いてました」と。
僕は思う、『それって、良い事なの?』、いやいや、『とても恐い事でしょう!』。
二つ目。
「一人暮らしの、私の年配の友人が、震災のテレビを見過ぎて〔うつ病〕になってしまいました」と。
再び僕は思う、『それって、異常な事?』、いやいや、『誰でもあの惨状を一人で見続けたら、そうなるかも』。
こんな時、私達はどうすれば良いのでしょう?
そうだ、こんな時、平常時には不必要な(笑い?)〔さだまさし〕さんの歌を、聞くというのはどうでしょう。
そう、精神状態が落ち込む時以外、それほど聞く必要もないような、(妻を筆頭とする〔さだまさし〕ファンの皆様、失礼な事書いてすみません。)さだまさしさんの『奇跡~大きな愛のように~』を聞くというのはどうでしょう?
ちょっと歌詞を書かせていただきましょう。
『 どんなにせつなくても 必ず明日は来る
ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない
僕は神様でないから 本当の愛は多分知らない
けれどあなたを想う心なら 神様に負けない(神様への宣戦布告かいっ?!〔僕のつっこみ〕)
たった一度の人生に あなたとめぐりあえたこと
偶然を装いながら奇跡は いつも近くに居る
ああ大きな愛になりたい あなたを守ってあげたい
あなたは気付かなくても いつでも隣を歩いていたい
(中略)
僕は神様でないから 奇跡を創ることは出来ない
けれどあなたを想う奇跡なら 神様に負けない
(中略)
ああ大きな夢になりたい あなたを包んであげたい
あなたの笑顔を守る為に 多分僕は生れて来た 』
・・ホントは僕も〔さだまさし〕さんの隠れファンなのです。
あくまでも〔隠れ〕ですが。・・妻の影響かも。
実は今、僕は『お寺の出前』に行く時、ずっとこの曲を車の中でリピートして聴いているのです。 すると少し精神が安定するのです。・・少なくとも僕は。
津波に巻き込まれ魘される夢を見続け、あの日以来、口内炎が直らない僕が言うのですから、本当です。
完全な曲自体を視聴されたい方は、パソコンで『さだまさし 奇跡』と打って検索したら、ぜんぶ聞けます。やってみて下さい。・・みなさんにも、小さな奇跡が起きるかも?
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それって、おかしい?
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