住職のつぼやき[管理用]

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紙芝居:『泉州・犬鳴山義犬伝説』(その3)

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そこには、大きな[大蛇]が木の枝から首をたらし、血を流して死んでおった。
 そして大蛇の首には、犬の首が噛みついておったんじゃ。
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 「おおっ、お前は[大蛇]からワシを守ろうとして吠えたのか⁉・・そんな事も知らんで、ワシはお前を殺してしもうた。‥許してくれ、許してくれや・・。」と猟師は泣いたんじゃ。
 そしてその場に犬の墓を作り、猟師は髪のもとどりを切った。
 そして言ったんじゃ。「もう殺生はやめじゃ・・」と。
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(現在の犬鳴山、義犬の墓前で)
ファイル 2201-4.jpg
つづく

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