王子は尊者から、『ボダイ・ダルマ』という名前をもらい、厳しい修行に励みました。
そして、いつしか40年の歳月が流れました。
今や一人前の僧侶となったダルマは、こののちインド中をくまなく歩き、自分が信じる正しい仏教を伝えて回りました。
こうして、いつしかダルマは100才を越える年齢になっておりました。(超長生き!)
(余談ながら、若き日(もはや中年以上かも)のダルマの顔を描くに当たって、これは誰かに似てるな?と思った。皆さんはクイーンのボーカル「フレディ・マーキュリー」をご存知だろうか?大きな丸い目とでかい口、濃いヒゲと胸毛・・若きダルマはフレディに似ているのである・・と思ったので、この紙芝居はクイーンのDVDとダルマの人形を見ながら描いた。(笑))
余談のついでながら、この紙芝居を完成させるにあたって、先日、高槻市の「しろあと歴史館」に行って来た。
それは、この歴史館で『ダルマさんが並んだ』という(日本各地のダルマ人形やダルマの絵画展覧会などの)企画展が開催されているのを偶然見つけたからだ。
で、この企画展の学芸員さんに(迷惑だったかもしれないが、ご縁を感じ、わらおもすがる思いで)手紙を出して、ダルマ大師について教えを乞いに行って来たのだ。
短い時間ではあったが、ダルマについては今は唯一の同士だと思っていろいろとお聞きしてみた。・・なぜダルマは赤い衣を着ていたのだろうか?それをいつから着たのだろうか?などを・・。それはこの紙芝居でおいおい御伝えするとして、お忙しい中たいへんご親切にいろいろ教えて頂きありがとうございました。・・さてここらで本筋に戻らねば。つづく
(しろあと歴史館の早田学芸員さま)
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紙芝居:『ダルマ大師』(その2)
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