世間を一世風靡させた曲、「わかっちゃいるけどやめられない」のフレーズが、有名な『スーダラ節』。
この歌を唄った『クレージーキャッツ』のボーカルは、植木等さんでした。
では、本来まじめな植木さんが、不真面目なこの曲を歌うかどうか迷った時に、「この歌は、人間の弱さを言い当てている。親鸞聖人の教えに通じるから、是非唄いなさい。」と助言したのが、植木等さんの父の『植木徹誠(てつじょう)』さんだって、皆さんは知っていましたか?
この方は、浄土真宗大谷派の僧侶でした。(ちなみに植木等さんも僧籍を持っておられました)
破天荒な人生を送られた徹誠さんでしたが、『戦争は集団殺人だ!』と、終生叫ばれた反戦僧侶でもありました。
これは、波乱万丈な徹誠さんの一生のお話です。
はじまり、はじまりー。つづく
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紙芝居:「戦争は集団殺人だ!」(その1)
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