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紙芝居:「金子みすゞと仏さま」(その7)

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 やがて、金子みすゞは、児童雑誌『赤い鳥』などに、自分の詩を投稿し始めます。
 そして、彼女の詩は、たちまち著名人たちに認められ、みすゞは童謡詩人として、日本中にファンを増やしてゆくのです。 
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 みすゞの投稿する詩は、毎号、様々な童謡雑誌に掲載されました。
 その中で、西條八十が「この詩には、あっと言わせるような想像力の飛躍がある。」と、絶賛された詩を一つご紹介させて頂きます。
 『大漁(たいりょう)』という詩です。

 『大漁』(「金子みすゞ全集・Ⅰ」より)
「朝やけ 小やけだ 大漁だ。
 大羽いわしの 大漁だ。
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 浜では まつりのようだけど、
 海の中では 何万の 
 いわしの とむらいするだろう。」
 つづく
 

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