
柚子(ゆず)は細かく木の小刀で切る。
それを土鍋に入れて、お酒を一合近く入れて、グタグタになるまで煮る。(完全に酒は煮詰めて飛ばしてしまう。余談ですが、北斎は一滴も酒が飲めなかったそうだ。)
煮詰めた柚子に、白湯を混ぜる。
完成!完成までに50分程掛かった。部屋の中は酒と柚子が混ざった変な匂い。この薬もどき?を北斎は一日二度に分けて飲んだらしい。‥このまめな調合が北斎のリハビリにもなったのだろう。知らんけど(笑)
僕もこのドロドロの柚子を飲んでみた。お酒の味はしない。味は苦い。決して飲みにくいものではないが、かと言って美味しいものではない。これを毎日飲むのは僕には無理だ。しかも、秋以降しか柚子はない。僕もスーパーに出るまで探し回った。ようやく無農薬の柚子を見つけた時は嬉しかったが、木の小刀で細かく切るのは難しかった。
さて、北斎はこのギトギトな柚子薬?を毎日作り、かつ飲み、脳卒中を克服し数々の名作を描かれ歴史に名を残された。(どうやら現代医学では柚子のポリフェノールのような栄養素が効いたのではないかと言われている。‥が、僕にはよくわからない。)
が、北斎の脳卒中の後遺症を治そうとする、創作意力努力が並の人ではなかったのだと改めて思う。
僕も北斎には遥かに及ばないが、脳卒中の後遺症を乗り越えて、紙芝居をこれからも作って行きたいと思う。‥後、ギトギトになった土鍋をきちんと洗って返さないと妻にギトギト?と叱られる。それが怖い。(笑)
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北斎の脳卒中と薬の話(後編)
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