住職のつぼやき[管理用]

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紙芝居『新・桃太郎の伝説』(その3)

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「鬼と呼ばれた[ウラ]達は、こちらに住み続け、最初はおとなしくしておりました。
‥がその内、我々と仲良くしたいと言い出して、自分たちの便利な道具を分けてくれるようになり、そこから交流が始まりました。
やがて、わし等の娘たちと仲良くなる者もあらわれ、結婚する者も出て来ました。
それで、わし等はだんだんと疑わしくなって、「あやつ等、わしらの土地をすべて奪うつもりかもしれん⁈」と、帝(ミカド)に訴え出たのでございます。」と村長は言った。
桃太郎は「うーん、奴らは鬼では無かったのか!‥しかし、都から『鬼退治』と大軍勢を連れて来た手前、どうしたものか?」とつぶやいた。
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そこで皆は一度、会議をする事にした。
「さて、皆の者。この鬼達‥いや、ウラたちをどうしたものか?それぞれの意見を述べよ。」と桃太郎は言った。
お猿のような家来がまず口を開いた。
「大将、奴らは頭の良い民族です。このまま放っておくと、きっといつか大軍勢になって、我々を攻めて来るでしょう。今の内なら攻め滅ぼせます!ウッキキー!」と言った。
それに対して、犬のような家来が、
「いやいや、それでは多くの血が流れますだワン。穏便に話し合い、われわれの家来になってもらいましょう!‥話せば分かるワン!」と言った。(余談ながら、この家来の犬飼が、のち五一五事件で亡くなる犬養毅首相の先祖です。)
そして雉のような家来は、
「我々のこの大軍を見れば、きっと奴らは、怖がって逃げ去るでしょう。大丈夫ですよ。キッキッキッキー」と言った。つづく
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(吉備津神社)

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