昔々の大阪にこんな歌がありました。
『一に寺池(=寺ヶ池)、二に狭山池、三に和泉の久米田池』。
これは南大阪で、たいへん大きく、深く、そして枯れる事のない、人工池の順位を唄ったものです。
この一番に出てくるのは、現在の大阪府河内長野市にある[寺ヶ池]。‥この池、初めは小さな池でした。
それを今からお話するこの物語の主人公、[中村與次兵衛]という一人の庄屋さんが開発し、大きい池に築造したのです。
そのおかげで、今でもこの地域は水不足に悩まず、皆が安心して暮らしていけるようになりました。
それでは、その與次兵衛さんのお話をさせて頂きましょう。
はじまり、はじまりー。
(大阪府河内長野市/寺ヶ池)
つづく
[管理用]
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紙芝居:『中村與次兵衛(よじべえ)と寺ヶ池(てらがいけ)』(その1)
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