今日、九十五才でお亡くなりになった檀家さんの満中陰(四十九日)法要があり、お勤めさせていただいて来た。
そしてお勤めが終わってから、近くのお墓にご一緒にお参りして、納骨させて頂いた。
その時、息子の喪主さまが「先に亡くなった母の遺言で『私が先に亡くなったら、お骨は仏壇に置いておいて、主人が亡くなりその納骨の時に一緒に、混ぜてお墓に納めて欲しい』と言っておりまして、今日はそのようにさせて頂きます。」とおっしゃって夫婦二人のお骨を混ぜてお墓に納めた。
僕は「仲が良かったのですね。」と言うと、「そうでもないのですよ。晩年は良く喧嘩してましたから。夫婦ですからいろいろありましたしねぇ・・何考えてたのかねぇ。はっはっはっ」と笑って言われた。
最近は夫婦で一緒にお墓に入りたくないと言われる方が多い中、良い話だなぁと、満開の桜の下で僕は思った。合掌
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納骨の儀式
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