住職のつぼやき[管理用]

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紙芝居:『ダルマ大師』(その5)

武帝と決裂したダルマは思いました。
『この国はまだ、本当の仏教を学ぶという機が熟していない。・・その時まで私はもう少し待つとしよう。(何才まで待つんや?)
と、ダルマは一人舟に乗って揚子江を北に向かいました。
 ところで、ダルマの赤い衣ですが、何故、彼は赤い衣を好んで着ていたのか?
 それにはいろんな説があるのですが、その一つは[赤衣は徳の高い高僧の印だったので]という説。二つ目は[赤衣は悪い魔を跳ね除けるので]という説。さらに、今回学芸員さんからお聞きした説で[あの決裂した武帝から貰ったので着ていた]という説。・・と、どれが本当かはわかっていませんが、武帝プレゼント説が本当なら、あの決裂は実際無かったのではないか?仲良しになったのか?と思われます。・・どれが実際本当かは分かりませんが、まぁどうでも良いのですが(笑)あのへんこな性格のダルマ大師が好んで着ていた赤衣、この謎だけでも楽しんで想像でき、酒のあてに一杯やれそうです。(私もへんこ仲間かもしれません(笑)・・以上、余談。
ファイル 2191-1.jpg
さて、北に向かったダルマは、「少林寺」という寺で草鞋をぬぎました。
 そう、あの「アチョー!」で有名なブルース・リーの少林寺拳法で有名になったお寺です。(一説によると、少林寺拳法をこの寺で教えたのはダルマだったとか?・・という事はブルース・リーの先輩、いや先生やん。アチョー!)
 で、ダルマはこのお寺で、この国の機の熟すまで、9年にわたる坐禅修行に入ったのでした。つづく
ファイル 2191-2.jpg
(しろあと歴史館所蔵)

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