「韋駄天、頼みましたよ。何とかしてあの鬼を捕まえて、お釈迦様の[歯の舎利]を取り返してください!」
と、お坊さんたちは韋駄天に頼みました。
「はい、わかりました!」
と、韋駄天は走り出しました。
その速いこと、速いこと!
土煙を上げて、あっという間に、お坊さんたちの前から消え去りました。
そして、韋駄天はスーパーマンのように飛ぶように走りました。
つづく
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紙芝居:『走る!韋駄天(いだてん)』(その3)
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