そしていつの間にか・・、晶子は政治・経済・教育・文化の多岐に渡って、積極的に発言する女性たちのリーダーになっておりました。
最終的には、12人の子供を産み育てた母親でもあった晶子ですが、彼女の仕事が順調であった反面、
一方、夫の鉄幹は[明星]も廃刊となり、極度のスランプに落ちておりました。
仕事も無く、といって、子育ても手伝わず、毎日鉄幹は庭に降り、アリを潰して時を過ごしておりました。
いわゆる、心の病気になっていたのです。
「このままでは、この人はダメになる・・」と、晶子は鉄幹にヨーロッパ旅行を勧めました。
もちろん、その費用は、晶子が懸命に(いろんな仕事をして)稼ぎだしたものでした。つづく
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紙芝居:「与謝野晶子(よさの・あきこ)」(その6)
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