それから、慈雲様は師匠の許可を得て、詩や文学なども勉強しました。
又、本格的な密教の修法を学ぶため、河内の野中寺へ移り修行しました。
さらに、信州の曹洞宗のお寺に行き、座禅を学びました。
そして、そこで解脱の境地に達したそうです。
彼の心の中には、様々な師匠の教えによって、
『一つの宗旨びいきになってはいけない!少しばかりを得ても、満足せず、さらなる修行のステップを踏んで、高みに登るべきである。』
という気持ちになっていったのです。つづく
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紙芝居:「慈雲尊者(じうんそんじゃ)」(その3)
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