時代は、大正時代から昭和へと移り、日本の国は、軍国主義へと突き進んでいきます。
それは、『不殺生(ふせっしょう)』=[殺すべからず]を説く《お寺の世界》でも他人事ではなく・・、
『一殺多生(いっせつたしょう)』=[少し殺して多くが生きる]という、本来、仏教には無い言葉を生み出し、お寺が[戦争]に積極的に協力してゆくことになったのです。
この状況に『これはおかしい⁈、間違っている!』と、竹中彰元師は悩まれるのでした。
そして、日本はやがて、中国へ大規模な軍隊を派兵していったのでした。
日中戦争の始まりです。 つづく
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紙芝居:「戦争は罪悪である」(その2)
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