住職のつぼやき[管理用]

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高向玄理(たかむこのくろまろ)の話、続く・・

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(河内長野市高向:高向玄理[たかむこのくろまろ]顕彰碑)
 前回の続きであるが、僕がなぜ?[高向玄理]に興味を持ったのか、それは・・、
 今から五年ほど前になるだろうか?
 河内長野市市民大学[くろまろ塾]という会に、講師としてお話に行かせて頂いたのが『くろまろ』公という偉人との出会いであった。
ファイル 1660-2.jpg
(同じ場所に建つ玄理人形)
 『くろまろ塾』?・・、『くろまろ』って何?・・何か犬の名前みたいな、お公家さんみたいな・・われはクロマロでおじゃる・・ちゃうか?
 えっ?やっぱり人の名前なの?・・それ、何者?
・・何時代の人なん?・・飛鳥時代。
・・遣隋使の留学生。32年も中国に居ったん。(もし、18歳で留学しても帰って来たら50歳!・・楽しい青春無いやん。)そんなん日本に帰って来たら、浦島太郎状態やん。
・・えっ『大化の改新』の影の主役のひとり(仕事人の元締めみたい?)&改新ブレーン!・・あの教科書に出てきた蘇我入鹿の頭が斬られてぶっ飛ぶ!あの事件!
・・そっそっそんな偉い人なの?なのに無名やん!・・それで河内長野市とどういう関係なの?・・ふーん、河内長野市の高向(たこう)という所で生まれたん。

 そんな説明を、担当職員の方にお聞きして、「ふ~ん。そんな凄い人が居ったんや」という感想だけ持った。
 最初はそれだけ・・であった。(変な人って感じ。)
 その後、仕事の帰り、『ふるさと歴史学習館=くろまろ館』に行って、くろまろ公について色々お話をお聞きしている内に、だんだん、だんだんと興味を持ち出し、紙芝居の主人公にしたいなと思ったのである。
 でも、これは難しいことであった。
 冒険やろうみたいな、頭カチカチの超エリートみたいな、それでいて革命家みたいな・・
 それから、何年も胸の中で暖めて、資料も読み込み、今、ようやくストーリーが出来上がった。(超軽い『紙芝居』やけど。)
 ・・という訳なのです。
 今、制作中です。・・春までに完成させる予定です。見てね。軽!以上

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