住職のつぼやき[管理用]

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「瓢箪から駒」、「紙芝居から寺」

 「瓢箪(ひょうたん)から、駒(こま)」
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 昔むかし、中国(唐の時代)に、〔張果(チョウカ)〕という一人の仙人が居た。
 〔張果〕は、白い〔ロバ〕に乗って、一日数千里を旅した。
 休む時は、仙術で〔ロバ〕を小さくして、《瓢箪》に入れた。
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 そして、又乗る時は、〔ロバ〕を《瓢箪》から出して大きくし、乗った。
 その伝説から、
『意外な所から、意外なモノが出る』、
 或いは『そんなのアリッエッティーじゃなくて、ありえっな~い』という、たとえとして、
 『瓢箪(ひょうたん)から、駒=(子馬・又はロバ)』という〔ことわざ〕が生れたという。
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 ちょっとだけ昔、大阪に『紙芝居』を作って、病院や施設で〔仏教法話〕をしている在家生まれの変な〔坊主〕が居た。
 この〔坊主〕を見て、その恩師が「ほほぉー、お前は変わっておる?・・というか感心な奴じゃ。・・お前にひとつ〔お寺〕を任せてみようかのぉ~! そこを拠点にして色々な所で、その『紙芝居法話』を広めてみよ!」と言った。
 そして、その変人〔坊主〕は、一ヶ寺の住職になったという。
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 そのたとえから、
『「紙芝居」から寺』という「ことわざ」は、・・残念ながら、まだ生れていない。
 
 ・・・自己紹介『ネタ』の一つでした。

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