住職のつぼやき[管理用]

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紙芝居:「出家とその弟子(第三部 父と子)」 その2

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 ・・余談になるが、個人的に戯曲『出家とその弟子』と、映画『スターウォーズ』は似ていると思っている。
 まず、どちらも壮大な「大河ドラマ」であると言う事。
 そして、物語のテーマが似ている。
 「師匠と弟子」=(オビワンとアナキン、又はヨーダとルーク)=(親鸞と唯円)、
 「善と悪」=(ジェダイとシス)=(親鸞と左衛門との問答)、
「そして禁断の恋」=(アナキンとパドメ)=(唯円とかえで)、
そして「父と子」=(アナキン〔ダースベイダー〕とルーク〕)=(親鸞と善鸞)・・。
 ひょっとして、ジョージルーカス監督は『出家とその弟子』を読んでいたの?・・んな訳ないか。

 余談ついでに、もう一つ。
 「唯円とかえで」は、どのように過程で結婚まで至ったか?
 それは、原作(戯曲)にも書かれていない。・・おそらくそれは、この戯曲のテーマからいうと、「そんな事、たいした事ではないので(読者に)そのへんは勝手に想像してね」と、作者(倉田百三氏)が言っているように思える。
 それも、(ひとつ例を出すならば)「スターウォーズ エピソード2」と「エピソード3」の間を紡ぐ、大事な「クローン大戦」のエピソード部分が映画には無くて、結局、アニメでちょびっと作り、ファンに「そこんとこは、想像してね」と、ルーカス監督がしたのも似ているような気がする。

 あかん!・・なんか、このままでは今回「出家とその弟子」の本筋からどんどん離れていくような気がする。 
 この辺で物語に戻すことにします・・。 余談でした。
ファイル 797-2.jpg
(かえで)「お前さま、それで、ご子息〔善鸞〕さまにご連絡なされましたか?」

(唯円)「・・・。 うん、お師匠さまには内緒で、関東にいる〔善鸞〕殿に手紙を出しておいた。
 追っ付け、善鸞殿も駆けつけて来られよう。」

(かえで)「・・お前さま、一つお聞きしてもよろしょうございますか? どうして善鸞様は、大事な跡継ぎのご長男でしたのに勘当されてしまわれたのですか?」
ファイル 797-3.jpg
(唯円)「うん、それはな・・。」 つづく

(又、つづくかいっ!? ひとつも話が進んでないやいけ!・・余談ばっかり書いてるから、こうなってしもうた。〔涙〕)

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